Fireface 802 FS AE
発売日:2024年12月11日
在庫なし:2025年2月上旬入荷予定
30入力 / 30出力 192 kHz対応
ハイエンドUSBオーディオ・インターフェイス
直感的な利便性を備えたハイエンド・オーディオ・ソリューション
現在のRMEの名声を築き上げた銘機Fireface 800のレガシーを継承し新たな進化を遂げた「Fireface 802 FS」は、ライブ会場やスタジオ、配信などのプロフェッショナルな現場で求められる妥協のないサウンド・クオリティと安定性、そして極めて柔軟な機能群とシンプルな操作性を1Uサイズの筐体に集約したハイエンド・オーディオ・インターフェイスです。
30入力/30出力チャンネル搭載、最大192 kHz対応、RME USB 2テクノロジーによる超低レイテンシー動作、極めて信頼性の高いドライバー、SteadyClock FSによるフェムト秒(1000兆分の1秒)精度のジッター抑制、各入出力に対して個別に設定可能な基準レベル、直感的に操作できるフロント・パネルの4つのゲイン・ノブとレベル/ステータスLED、完全なスタンドアローン動作、プロフェッショナルな入出力をiPadに追加するクラス・コンプライアント・モードを搭載。さらにWindows/Macでは同一の操作性でご利用いただけます。
Fireface 802 FSはアナログおよびデジタル基板が新たに開発され、DCカップリング出力を搭載し、最新のAD/DAコンバーターによるTHD+Nの向上やアップデートされたハイテクノロジー・コンポーネントによる先進の機能を備えます。
柔軟なミックスとパッチベイを実現するDSPデジタル・ミキサーTotalMix FX、RME独自のオーディオ計測・解析ユーティリティ「DIGICheck」、本体に直接接続可能なUSBコントローラーARC USB(別売)など多彩な機能を備えるFireface 802 FSは、オーディオ・インターフェイス、マイクプリ・アンプ、AD/DD/DAコンバーター(アナログ、ADAT、SPIDF、AES)、モニタリング・ミキサー、デジタル・フォーマット・コンバーター、マトリックス・ルーターなどのあらゆる用途でプロフェッショナルな性能を発揮します。
主な機能
- すべての設定をリアルタイムに変更可能
- バッファー・サイズ/レイテンシー設定:48 〜 8192サンプルから選択可能
- DCカップリング出力:CV/Gateコントロール対応
- ADATオプティカル(S/MUX)経由で8チャンネル24 bit/96 kHz録音・再生
- ADATオプティカル(S/MUX4)経由で4チャンネル24 bit/192 kHz録音・再生
- クロック・モード:スレーブ、マスター
- 高度なマスター/スレーブ・クロックを自動切換え
- ADATモードでの優れたBitclock PLL(オーディオ同期)
- SteadyClock FS:ジッターの影響を受けない非常に安定したデジタル・クロック
- DDSテクノロジー:サンプル・レートを自由に設定
- SyncAlign:サンプル単位での正確な配列を保ち、チャンネル間のスワッピングを防止
- SyncCheck:入力信号の同期状態を監視し、その結果を表示
- TotalMix:レイテンシーの無いサブミックスと完全なASIOダイレクト・モニタリング
- TotalMix:内部処理46ビットの1800チャンネル・ミキサー
- TotalMix FX:3バンド EQ、ローカット、リバーブ、エコー、コンプレッサー、エクスパンダー、オートレベル
- ARC USB(別売のTotalMixリモート・コントローラー)を直接接続可能
- クラス・コンプライアント・モード対応:iOSデバイスで利用可能
- 完全スタンドアローン操作
- MIDI入出力(16チャンネル、ハイスピード・ロージッター MIDI)
- ハイパワー・ロー・インピーダンス・ヘッドフォン出力 × 2
- DIGICheck DSP:ハードウェアベースでのレベルメーター、Peak/RMS計測
入出力
アナログ(マイク/楽器/ライン)入力(XLR/TRSコンボジャック) × 4 | アナログTRS(ライン)入力 × 8 | アナログTRS(ライン)出力 × 8 | ヘッドフォン出力(6.3 mm TRS ジャック、サーボバランス) × 2 | AES/EBU入出力 × 1 |
ADATまたはSPDIFオプティカル入出力 × 2 | ワードクロック入出力 × 1 | MIDI入出力 × 1 | USB 2.0端子(USB 3.0でも動作) × 1 | ARC USB用USB端子 |
あらゆる場面に対応するアナログ入出力
Fireface 802 FSの最新のAD/DAコンバーターによってSN比や歪み率がさらに改善されています。12チャンネルずつのアナログ入出力を搭載し、それぞれ最適な基準レベルに個別に切り替え可能です。
リアパネルのTRSライン入出力はサーボバランス仕様で、アンバランス(モノ端子)とバランス(ステレオ端子)のレベル基準を自動調整します。
高性能なデジタル入出力
2系統のADATオプティカル入出力、AES/EBU入出力、MIDI入出力、ワードクロックBNC端子を搭載。マイクプリアンプ、AD/DAコンバーター、PAなど様々なデバイスを接続し、ワークステーションを構築できるだけでなく、スタンドアローンの多目的AD/DAコンバーター、デジタル・フォーマット・コンバーター、マトリックス・ルーターとしても動作します。
DCカップリング出力搭載
Fireface 802 FSのライン出力は全て「DCカップリング出力」となっており、コントロール電圧(CV)やゲート情報を送信し、モジュラー・シンセサイザーや外部機器の制御に最適です。
1000兆分の1秒精度のクロック
インテリジェント・クロック・コントロール
インテリジェント・クロック・コントロールはすべての入力ソースの動作クロックの状態をリアルタイムで検知し、外部クロックに問題があった場合でも最後に正常だった状態を保持します。同じくRMEのテクノロジーであるSyncCheckとの組み合わせで、クロック同期の問題を迅速に調査できます。
USB 2クラス・コンプライアント・オーディオ
Fireface 802 FSは、ドライバー・ベースのUSB 2/3、スタンドアローン・モード、そしてクラス・コンプライアント・モード(CCモード)の3つの異なるモードで動作します。
CCモードは、Windows、Mac OSX、LinuxディストリビューションなどのOSでネイティブにサポートされている規格で、独自のドライバーは必要なく、CCファームウェアを読み込むとデバイスが直接認識されます。
CCモードにTotalMix FX for iPadアプリを使用することで、Fireface 802 FS をiPadから全てコントロール可能となり、iPadにプロフェッショナル・レベルのアナログ入出力を追加することができます。
スタンドアローン・モード
Fireface 802 FSは、コンピューターを接続することなくスタンドアローンで使用することができます。
12チャンネル AD/DD/DA コンバーター、4チャンネル・マイク・プリアンプ、モニタリング・ミキサー、ADAT/AESのデジタル・フォーマット・コンバーター、アナログ/ デジタル・マトリックス・ルーターなど、切り替えるだけでそれぞれ全く異なる用途のデバイスとして活用可能です。
デジタル・リアルタイム・ミキサー TotalMix FX
TotalMix FXのミキサー機能はFireface 802 FS本体のDSP上で処理されており、すべての入力および再生チャンネルを、同時にすべてのハードウェア出力へ、ミキシング/ルーティングすることができます。
ARC USBリモート・コントローラー対応
ARC USBをUSB端子に接続することで、DSPで動作するTotalMix FXをダイレクトにコントロールが可能になります。
高性能テスト、計測、解析ツールDIGICheck搭載
RMEの非常に強力なデジタル・オーディオ用メーター/アナライザー/測定ツールDIGICheckを利用頂けます。これによりFireface 802 FSは、精密なオーディオ測定器としても利用可能です。
保証
RME製品の保証期間を通常の1年保証から3年保証へ変更させて頂き、末長くご使用頂けるようご提供させて頂きます。
*3年保証を受けるためには製品登録が必要です。
動作環境・技術仕様
シンタックスジャパンWebサイトをご参照ください