RMEのフラッグシップ・オーディオ・インターフェイス「Fireface UFX」がさらなる進化を遂げ、Fireface UFX IIとして登場。
プロフェッショナルの現場に求められるすべての性能と機能を1Uのコンパクトなボディーに集約し、ミキシング、レコーディング、モニタリング環境にシームレスに極めて柔軟に対応するFireface UFX IIは、サウンド、機能、安定性、ロー・レイテンシーという点において一切の妥協を許さないユーザー、そしてプロフェッショナル用途でのニーズを満たす製品を待望するユーザーのためにRMEの技術を集約し、開発されました。
最大サンプル・レート 192 kHz、アナログ12チャンネル、ADAT 16チャンネル、AES 2チャンネル、合計30入力+30出力、これらすべてが高いドライバー開発技術により、USB 2(USB 3互換)接続にて超低レイテンシーでコンピューターへと伝送され、高品位なAD/DAコンバーターと最適化されたアナログ回路により、一切の色付けがない澄み切った音をあなたのスタジオへお届けします。
30 入力 / 30 出力
アナログ I/O x 12 (そのうち4chに Mic/Instrument プリアンプを搭載)
AES/EBU I/O x 1
ADAT I/O x 2(1系統はSPDIF I/Oとして使用可能)
Word Clock I/O x1
MIDI I/O x 2
USB 2.0接続 (USB 3.0 互換)
TotalMix FX
オプション:Advanced Remote Control USB
新しいデザインの筐体
メモリーを増強、より高速なDSP、2倍のリバーブ・タイム
DURec USB の機能と互換性向上
DURec インターナル・リアルタイム・クロック(タイムスタンプ機能)
ARC USB を接続するUSB ポートを搭載
新しいAD/DA コンバーター
最適化されたアナログI/O
SN 比とTHD 向上(詳細は下のPDFのリンク参照)
PAD フリーのマイク回路設計、最大入力レベル +18 dBu、75 dB のゲイン・レンジ
ロー・インピーダンスのハイパワー・ヘッドフォン 出力(2Ω)
電源および電力処理を一新、電力消費を抑制
新たに回路を見直したPADフリーのマイクプリは、最大入力レベルが+18dBU、ゲイン・レンジは75dBの性能を誇り、あらゆる入力に対応可能です。
ヘッドフォン・ポートは2Ωの超ロー・インピーダンス、+19dBUハイパワー・ヘッドフォンを搭載。これにより、ロー・インピーダンスのヘッドフォンから、ハイ・インピーダンスのヘッドフォンまで完全にカバーし、現代の制作環境では必須である最適なヘッドフォン・モニタリング環境を提供します。
UFXシリーズ搭載のDURecも改良され、フロント・パネルのUSBポートにお手持ちのUSBメモリー・ステックやハードドライブを接続するだけで、UFX IIの全てのチャンネルを快適に録音することができます。
Fireface UFX IIの革新的な機能「DURec™」は、フロント・パネルに備わったUSB端子を利用して、全入力/全出力(計60チャンネル)を直接録音/再生するデジタル・レコーダー機能です。UFX II本体のみでの利用はもちろんのこと、コンピューターと接続してお好みのDAWと併用することで、僅か1Uサイズの完璧なバックアップ・レコーディング・システムにもなります。
Fireface UFX IIは、Fireface UFXよりさらに改良されたUSB機能と互換性を備えた第2世代のハードウェアを搭載し、複数パーティションのUSBメモリーへの対応や、より低速なUSBメモリーで使用する際にも、さらなる信頼性を提供します。
DURec™で録音されたデータは、Fireface UFX IIが動作しているサンプルレートと24 bitの解像度で、インターリーブ形式のWaveファイル(.wav)として記録されます。接続されたUSBドライブからインターリーブ・ファイルをお使いのDAWにインポートすることにり簡単にモノ・ファイルが展開されますので、すぐに編集作業へと移行できます。さらに、内部のリアルタイム・クロック(RTC)によりファイルにタイムスタンプが付与されるため、ポストプロダクション作業も効率よく行えます。
DURec™はFireface UFX IIの内部の強力なDSPを活用することで、コンピュータに負荷をかける事なく、なおかつコンピュータと切り離した状態でのスタンドアローン動作も可能です。スタンドアローン時は、フロント・パネルのボタンとエンコーダーを使用して全てのDURec™の機能にアクセスできます。もちろん、コンピューターと接続してTotalMix FXから操作可能で、TotalMix FXの洗練されたGUIにより、レコーダーの設定状況などの全体像の把握やファイル選択、録音/再生チャンネルの選択もマウス・クリック1つで行えます。
TotalMixデジタル ・ミキサーは、2001年から今日までRMEオーディオ・インターフェイスの無制限のルーティングとミキシングを可能にしてきました。出力チャンネルの数だけ独立したサブミックスを作成できるなど、その部類では最も強力で柔軟なミキサーの1つです。
Totalmix FXは統合されたエフェクト・システムを備え、レコーディング・チェインに柔軟性を持たすと同時に、レイテンシーのあるソフトウェア・ソリューションの代わりとして大きく活躍します。外部ミキサーを使用することなく完全に機能するTotalMix FXは、メイン・モニターや、ミュージシャンのためのヘッドフォン・ミックスなどの、すべての出力に対して、EQ、ダイナミックス、リバーブ、ディレイ処理を行い、複数のレイテンシー・フリーなモニター・ミックスを作成可能です。
さらに新たにリリースされたTotalMix Remoteを併用すると、イーサネットや無線LANを用いてRMEオーディオ・インターフェイスのすべてのミックス状態、ルーティング、FX設定、そしてレベルメーターをリアルタイムでiPadやコンピューターに表示し、コントロールすることができます。
オプションのARC USB(Advanced Remote Control)はTotalMix FXの最も使用頻度の高い操作とコマンドに直接アクセスできるよう設計された、UFX II対応のリモート・コントローラーです。TotalMix FXを通じた極めて柔軟な設定によって、ワークフローをシンプルにし、様々な状況でUFX IIのインターフェイスの操作性を大きく向上させます。
Fireface UFX+およびFireface UFX IIのスタンドアローン・モードに対応
Fireface UFX+およびFireface UFX IIはRME製品の中で唯一USB1.1のホストとして動作しますので、これらの機種に限り、コンピューターではなくインターフェイスに直接ARC USBを接続することが可能です。この接続方法はUFX IIをスタンドアローン・モードで使用する場合に特に便利です。
Apple社のApp Storeで購入いただけるTotalMix FX for iPad™ と、クラス・コンプライアント・モードで起動したFireface UFX+、UFX II、UFX、UCX、802、Babyface、 Babyface Pro、MADIface Proを使用することにより、本体の内蔵デジタル・ミキサー とDSPエフェクトを完全にコントロールできます。完全なミックスを作成し、保存、ロードするなどの操作を iPad™から直接行えます。
電源ケーブル、接地アダプター、USB ケーブル、オプティカル・ケーブル(TOSLINK)、RME Driver CD、Fireface UFX II 日本語ユーザーガイド、DIGICheck 日本語ユーザーガイド、Fireface UFX II セットアップガイド
電源:内部スイッチングPSU、100 〜 240 V AC、36 ワット
アイドル時の消費電力:19ワット
平均消費電力:22 - 25ワット
寸法(ラック耳含)(WxHxD):483 x 44 x 210 mm (19" x 1.73" x 8.5")
寸法(ラック耳無)(WxHxD):440 x 44 x 210 mm (17.3" x 1.73" x 8.3")
奥行き合計:240 mm(9.4")
重量:3 kg ( 6.6 lbs)
動作温度:摂氏 +5°〜 +50°
相対湿度:< 75%、結露なきこと
Windows 7 以上
Intel Core i3 以上のCPU を搭載したコンピューター
USB 2.0 または3.0 端子 x 1
デバイス・ドライバー:ASIO、WDM(すべてマルチクライアント対応)
Intel Mac OS X(10.6 以上)
Intel Core i3 以上のCPU を搭載したコンピューター
USB 2.0 または3.0 端子 x 1
デバイス・ドライバー:Core Audio、Core MIDI
※WindowsとMac OS Xで、それぞれのドライバーはまったく同等の機能と動作を提供します。DIGICheckのいくつかの機能はMac版では使用できません。
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